
作品撮りの考え方
僕にとっての作品撮りは、「内なる自己の表現」がすべてです。
気の合う被写体になってくれる方(写り手)と友好的なコミュニケーションを取れることが「大前提」です。目的が、「わがまま」な自己の表現だからこそ、ある程度合わせてくれる人と撮影を楽しみながら、作品を撮りたいと思っています。
また、女性ポートレートを中心に作品を撮り続けているのは、自己を投影しやすいからです。女性とは「多面体」だと思っています。いろいろな側面があり、それを形成するすべての要素がその人自身です。できるだけ、その人の女性としてのたくさんの側面を作品として残し、表現していくことを目的にしています。
だからこそ、撮り手である前に、男性であり、人でありたいと思います。
フィーリングが合わない人とはなかなかいい作品にならないので、お断りします。
では大事にしていることとは何か

「写り手」になってくれる人とのコミュニケーションをしっかりととることです。
その人を撮りたいという想いでカメラを握る以上、撮影前にある程度お互いがどんな人で、どんな考えを持っている人なのかを知りたいです。その方が、当日お会いしたときにリラックスして撮影を開始できますし、その方が僕の「作風」が活きてくると思うからです。どんな人なのかわからないより、少しだけかもしれないですが、スタートから「わかる」人と写真を残していきたいです。そして、その後、さらにお互いを知りながら撮影できたらいいなと思っています。
ですので、これからは事前に打ち合わせや遠方の方はオンラインMTGなどを実施できる人のみにしたいと思います。そこでお互い事前に判断できればと思います。
天候は気にします(リスケや中止の判断について)

撮影を行う上で、もうひとつ大事にしているのは、「天候」です。
僕の作風は野外(特に海)でのスナップポートレート撮影がメインです。お互いの想いの一致があれば、ホテルなどの室内撮影も行ないます。
室内のみの撮影なら天候は気にしませんが、屋外などでのスナップポートレート撮影では、日の向きや日の高さで様々な雰囲気を表現したいと思っているので、「曇天」や「雨天」の場合には、あらかじめ撮影日を決めていたとしても、リスケさせていただきます(※何回がご一緒させていただいている方は除く)。
理由としては、曇天の場合には光がフラットなりやすく、僕の表現したい作品になりづらいことが多いからです。「雨天」の場合においても、意図があれば雨でも撮影することはありますが、その場合には室内撮影と抱合せのケースが多くなります。

リスケもしくは中止の判断はだいたい2、3日前の天気予報で判断しています。こちらもご了承ください。たまにもっと早く判断できないのかと言われることがありますが、僕の中では2、3日前が妥当だと思っています。たまに嫌味のようなことを言われることがありますが、変更するつもりはありません。
衣装などの実費の考え方

急なリスケや中止などある場合がございますので、初回の方は特段新しく衣装などを購入していただかなくても構いません。善意でご購入いただけるのはとても嬉しいです。ただ、後から色々と言われるようなら、現在お持ちの中でお願いします。
服なども費用がかかると思います。作品撮りは相互無償でやっているので、なおさらです。たまに勘違いされる被写体の方がいますが、撮り手もお金はかかっています。機材であるカメラとレンズは高額なものです。僕は仕事でも撮影しているので、全部計算したら数千万円にもなります。だからお金はちゃんとかかっています。
相互無償の考え方

僕の「相互無償」の考え方は、お金を払わないとその人に「価値がない」と思っているからではありません。人の「価値」というのならば、僕もカメラマンとしての実績、キャリアなど「価値」があります。そして写り手のモデルさんにも、衣装をストックしたり、容姿を磨いていくことをしている方がほとんどで、そこにも「価値」が存在します。お互いの「価値」を相殺してでも、何かを創り出そうとか僕の写真の世界観に入りたいと思ってくれる人とのみ、作品をつくりたいと思っています。
僕の世界観に入り込むことはお金では買えない「価値」があると思ってくれる方とのみ切磋琢磨し相談しながら、作品をつくりたいです。
僕という人間について

僕は特段素晴らしい人間でもないですし、人格者でもありません。
ただただ、自分らしく写真を撮っていたいという「わがまま」な人です。現代におけるコンプライアンスを遵守していませんし、どちらかというとアウトローな方だと思います。
そんな僕にでもいいよと言ってくれる方がいれば、ぜひ一緒に作品づくりをさせていただければと思います。
AOより